今日は、ちょっと路線を変えて親父のライフワーク的な
ことについてお話したいと思います。
ここ十数年、毎年11月を迎えると、干し柿作りに丸一日
立ち向かいます。(大袈裟だと思うでしょ・・)
でも本当に大変なんですよ、すべての工程を一人でこなすのは・・・
今は始めた頃と比べると闘志が萎えてきましたから
一日限定で、200個位を作っていますが、
最初の頃は、毎週何処からか、渋柿を調達して1000個以上
作っていました。
最近では、山梨の知り合いの方から生柿を分けて頂いています。
それでも、200個というと、70〜80kgになるんですよ。
下の写真が、送られてきた状態です。
一般には、干し柿と言いますが、地方によっては吊るし柿
などとも言います。
枯露柿と呼ばれるのは、山梨県の旧塩山市(現在は甲州市)の
呼び方で、柿に万遍なく天日が当たるようにコロコロ位置を
変えたから、枯露柿と呼ぶようになったそうです。
1個の大きさが約300〜400gくらいで、
最も大きい物は、500g以上になります。
ピーラーで、黙々と皮を剥いていきます。
各々に紐を取りつけます。
殺菌・消毒のために、熱湯に20秒間入れます。
写真ではお湯が茶色になっているのが確認できますね。
20個ほど湯通しすると、柿渋でこんな色に変色するんです。
本職の方はこの工程で、硫黄燻蒸をして殺菌・消毒をします。
そうすると、出来上がりが綺麗なオレンジ色になります。
しかし、迂闊に住宅地で硫黄燻蒸などすると、異臭騒ぎに
なりかねません。特に硫化水素事件がありましたから、
絶対に禁忌です。
湯上りの美しい姿です。
我が家では、ハンガーに4個吊るして干しています。
最初は扇風機で表面を一気に乾燥させます。
濡れたまま外に干すと虫が来たり、埃が付着しやすくなるからです。
この室内に干す作業までで、12時間くらい掛ってしまいました。
今後は出来上がりまで情報を更新していきます。





先日、我が家にトラチャンとテンチャンが帰って来ました。
供養をして頂き、親父の元へ帰って来ました。
テンチャンを助けて連れて来てくれた、小母ちゃんに
蘭のバスケットを頂き、飾りました。
久しぶりに、我が家が3男猫8女猫と老犬and親父
に戻りました。
でも・・寂しさは胸の中に残っているんですよね。
今でも・・・・・
おやじ(テンカ)
posted by kawamituki at 10:19|
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枯露柿情報
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